国公立大学との併願者が多く集まる共通テスト利用入試は、年々激しさを増しています。東北学院大学の共通テスト利用ボーダーは、文系人気学科および情報学部で得点率68%〜74%を要求される水準に達しており、国公立大学(山形大学、福島大学、岩手大学など)の中期・後期受験層が滑り止めとして確実に合格を抑えにくる構造が定着しました。
そのため、共通テストで自己採点7割を切ってしまうと、共テ利用単独での合格獲得は極めてシビアな展開を強いられます。共テ利用枠の定員が絞られている学科では、実質倍率が5倍を超えるケースも珍しくありません。
この一般選抜の過熱を嫌気して、近年急増しているのが東北学院大学の総合型選抜へのシフトです。総合型選抜の倍率は、学科によっては2.0倍前後と一般選抜に比べて落ち着いているように見えるものの、出願条件に評定平均や明確な課題研究実績を課す学科が増加。早期に確実に籍を確保したい専願層のハイレベルな争いとなっており、安易な記念受験では太刀打ちできない構造へ移行しています。