別々の道を歩みながらも、芸人としてのキャリアを積み重ねていた二人が再び交差したのは解散から16年が経過した2002年のことでした。
再結成のきっかけとなったのは、互いの円熟と「もう一度、あの相方と舞台で漫才をぶつけ合いたい」という純粋な芸人魂でした。それぞれのソロ活動を通じて表現の幅を広げたことで、若い頃には見えなかった相手の凄さや、コンビとして生み出す笑いの唯一無二性を再認識したといいます。
16年のブランクを感じさせないどころか、年齢を重ねたからこそ出せる間合いと深みが加わり、復活の舞台は大盛況を収めました。吉本興業の劇場へ本格復帰を果たしたザ・ぼんちは、かつてのブームを知らない若い世代の観客をも瞬く間に惹きつけ、再び劇場に欠かせない看板漫才師としての歩みをリスタートさせたのです。