残した数字と受賞歴を見ても、ふたりの実績は群を抜いています。
松田聖子は、1980年の『風は秋色』から1988年の『旅立ちはフリージア』まで、オリコンシングルチャート24曲連続1位という当時の大記録を樹立しました。松本隆や呉田軽穂(松任谷由実)、大瀧詠一ら超一流作家陣とタッグを組んだシングル群は、昭和アイドル歴代ヒット曲ランキングでも常に上位を独占しています。
一方の中森明菜は、日本レコード大賞において1985年『ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕』と1986年『DESIRE -情熱-』で女性ソロ歌手史上初となる2年連続大賞受賞という金字塔を打ち立てました。自ら衣装や振り付け、ヘアメイクのディレクションまで手掛け、セルフプロデュースの先駆者としても高い評価を獲得しています。
総売上枚数においても両者ともに2000万枚を軽々と突破しており、商業的な成功と音楽的な評価の両面で、まさに互角の戦いを繰り広げていました。