エキゾチックアニマル専門医への来院理由で上位を占めるのは、尾の自切・咬傷事故、不正咬合、皮膚炎、そして加齢に伴う腫瘍です。
特に危険視されるのが多頭飼いによる共食いや激しい喧嘩です。幼少期は仲良く寄り添って眠っていても、性成熟(生後3〜4ヶ月以降)を迎えると縄張り意識が急激に強まり、相手の尻尾を食いちぎる凄惨な事故が多発します。繁殖目的以外では「1ケージ1匹の単独飼育」を絶対原則として徹底してください。
また、マカロニマウスの尻尾は皮膚が薄くデリケートな構造をしています。強く掴んだり踏んだりすると、トカゲのように皮膚が剥がれる「尾抜け(スリーブ)」を起こし、壊死して切断を余儀なくされるケースがあります。保定する際は尻尾を引っ張らず、両手で優しく包み込むようにすくい上げる触り方を守りましょう。