過酷な現場を支える国際霊柩送還士の年収事情はどうなっているのでしょうか。業界関係者への取材や公開情報によると、一般的な給与相場は以下の水準に収まります。
未経験からのスタート時の年収は300万〜400万円前後と、国内の葬祭関連企業と同等かやや高めの水準です。しかし、英語や第2外国語を流暢に操り、エンバーミング技術や通関実務を一人で完結できるベテラン層になると、年収は500万〜700万円以上に達するケースも見られます。
ただし、勤務形態は24時間365日の緊急呼び出し体制が基本です。地球の裏側からの要請があれば深夜・休日を問わず即座に動き出す必要があるため、深夜手当や特殊任務手当が加算される構造となっています。
気になる求人・採用についてですが、日本国内で国際霊柩送還を専門に手がける企業はエアハース・インターナショナルを含めて指で数えるほどしかありません。そのため、一般的な就職情報サイトに大量募集が出ることは稀で、「中途採用の欠員補充」や「業界内でのヘッドハンティング」が主流の狭き門となっています。