振袖のデザイン傾向は、時代の空気を映し出す鏡です。現在、振袖モデルたちが着こなすスタイルの主流は大きく4つに分類されます。
王道古典柄(伝統美の継承)
赤、紺、緑といった深みのある地色に、御所車や松竹梅、鶴などの吉祥文様をあしらったスタイル。岡崎紗絵や鈴木優華といった清純派モデルが見事に表現し、世代を超えて愛され続けています。
レトロモダン・Y2Kミックス
大きな幾何学模様や、大正ロマンを彷彿とさせる色彩使い。近年はレースの半衿やブーツ、ヘッドドレスを合わせるスタイリングが定着し、若い世代の心を掴んでいます。
ハイエンドデザイナーズ和装
斉藤上太郎(JOTARO SAITO)をはじめとする現代着物デザイナーの作品群は、従来の振袖の枠を超えたモードな美しさを放ちます。無地感の強いシックな生地に、金属的な輝きを持つ帯を合わせるなど、都会的で洗練されたモデル像が求められます。