一般的なクレジットカードの保有には、個人の信用情報を確認する厳格な与信審査が不可欠となる。対照的に、デビットカードである本カードは、15歳以上(中学生を除く)で口座を保有していれば「審査不要」で即時発行できる。与信枠の心配がなく、無職や学生、フリーランスであっても一切のハードルなく手に入る点は極めて大きい。
しかし、審査不要という手軽さの裏には注意すべき「影」の側面もある。最大の特徴は、口座残高が即座に決済限度額となる点だ。クレジットカードのように分割払いやリボ払い、ボーナス払いは利用できず、一括払いのみに限定される。残高不足であれば即座に決済エラーとなり、高速道路のETCや一部の月額サービスでは利用制限がかかる場合もある。自分の保有資産の範囲内でしか使えないというメリットは、裏を返せば「手元資金以上の大きな買い物ができない」という制約でもあるのだ。