ネット上の口コミを見ると、「池袋ジャンプショップは狭い」「品揃えが偏っている」という評判がある。実際に店舗を歩くと、たしかに売り場面積は東京駅一番街のジャンプショップや大阪梅田店と比べて広いとは言い切れない。特に新作グッズが大量に入荷する日は、陳列が追いつかず、商品が段ボールのまま平台に置かれていることもある。
ただし、これは“欠点”であると同時に、池袋店の“強み”でもある。売り場がコンパクトな分、入荷したばかりの新商品が目に入りやすく、スタッフに在庫確認を依頼すれば倉庫から出してもらえるケースも多い。東京駅店のように大規模な観光客対応の店舗では、人気商品が瞬時に売り切れて補充も追いつかないが、池袋店は“こまめな補充”と“ファン同士の情報共有”で成り立っている面がある。
もう一つの盲点は、池袋ジャンプショップ周辺の“二次流通”の存在だ。池袋は中古買取店やリサイクルショップ、カードショップが密集しており、ジャンプショップで売り切れた限定品が、数日後に中古市場で1.5〜3倍の価格で並ぶことがある。転売ヤーの仕入れも疑われるが、ファン同士の“ダブり交換”を目的とした持ち込みも少なくない。池袋まで足を運んだなら、本店だけでなく周辺の二次流通店舗まで含めて“池袋ジャンプ経済圏”として動きを読むと、欲しいグッズの入手確率は格段に上がる。