実際にAmazonアカウント経由の宅配買取を利用したユーザーの証言を集めると、その体験価値は「何を売ったか」によって極端に分かれることが浮き彫りになります。
都内在住の30代男性(会社員)は、自室の整理に際して次のように語っています。
「引っ越しに伴い、過去10年分のビジネス書や小説など約120冊をまとめて集荷に出しました。Amazonアカウントでログインするだけで住所入力も不要、段ボールも無料で届き、引き渡しから2日後には約3,400円分のAmazonギフト券が付与されました。1冊ずつメルカリで出品していたら何十時間かかるかわからない作業が一瞬で終わり、日用品の購入に充てられたので大満足です」
一方で、地方在住の40代女性(自営業)からは異なる視点の声も届いています。
「大学時代の美術書や絶版になった希少なデザイン雑誌を20冊ほど送ったところ、査定結果は一律数十円、合計でわずか600円程度でした。バーコードがない古い本や、一般流通していないニッチな価値を機械査定は一切汲み取ってくれません。返送してもらうにも自己負担の送料がかかるため、泣く泣く承諾しました」
この2つの実体験が示す通り、「回転率の高い大衆向け書籍をノータイムで一括処分する」用途においてAmazon連携買取は無類の強さを発揮しますが、「希少本や定価の高い専門書の価値を正当に評価してもらう」用途には全く適していません。