作品の対象年齢を示すCEROレーティングを見ると、『空の軌跡FC』および『SC』は全年齢〜12歳以上対象(CERO A〜B)に指定されています。しかし、完結編にあたる『空の軌跡 the 3rd』やPS Vita向けの『Evolution』シリーズ、その後の移植版ではCERO C(15歳以上対象)へ引き上げられた経緯があります。
レーティング上昇の決定打となったのが、人気キャラクター「レン」の過去を描いたエピソード(扉イベント「楽園の少女」)です。幼少期に犯罪組織の犠牲となり、凄惨な環境に置かれていたことを示唆するテキスト表現は、当時のプレイヤーに強烈な衝撃を与えました。
画面上に過激な映像が出るわけではありませんが、テキストと演出から読み取れる過酷なバックボーンは非常に重く、倫理的な観点からレーティング区分が見直される要因となりました。このシリアスかつダークな設定のインパクトこそが、現在でも「空の軌跡には過激な裏設定がある」と語り継がれる最大の要因です。