長年、若者文化の発信地としてトレンドを牽引してきたPopteen編集部は、この変化をどう捉えているのか。現場のクリエイターたちは、単なる「地味化」ではなく「自己肯定感の置き場所が変わった」のだと分析する。他者からどう見られるかという過度な主張よりも、自分が心地よくいられるスタイルこそが最優先される時代になった。
日本の歴史的なギャル文化は、いつの時代も社会に対する抑圧へのアンチテーゼだった。かつてはそれが「派手な装飾」という反逆の形をとっていたのに対し、現在は「上品に見せかけてマインドは自由」という、よりしなやかで賢いスタンスへと進化したのだ。自分らしさを失わずに社会と調和する術を、若者たちは自然と身につけている。