透明な鼻水が止まらない原因は?風邪とアレルギーの見分け方と受診目安

透明な鼻水が止まらない原因は?風邪とアレルギーの見分け方と受診目安

透明な鼻水が止まらない原因は?風邪とアレルギーの見分け方と受診目安について知っておくべき 事実を厳選して解説いたします。

「たかが鼻水」と放置していると、取り返しのつかない健康被害を招くリスクが存在します。特に警戒すべき2つのサインについて詳しく解説します。

1. 片方の鼻からだけ水が滴る「脳脊髄液鼻漏」

「両側ではなく、透明な鼻水が片方だけからポタポタと落ちる」「お辞儀をするように頭を前に傾けると急に量が増える」という場合、通常の鼻水ではなく脳を保護している髄液が漏れ出している脳脊髄液漏出症に伴う鼻漏の疑いが生じます。頭蓋底の骨に微小な亀裂が入ることで生じ、放置すると細菌が脳内に侵入して重篤な髄膜炎を引き起こす危険性があります。鼻水をティッシュに染み込ませた際、乾いてもバリバリに固まらず柔らかいままという特徴があります。

2. 副鼻腔炎への進展と鼻水の色の変化

最初は透明だった鼻水が、5〜7日を過ぎても止まらず、次第に黄色や黄緑色で粘り気の強い状態に変わった場合、副鼻腔炎(蓄膿症)への移行が疑われます。風邪のウイルス感染によって鼻腔粘膜の自浄作用が低下し、副鼻腔の開口部が塞がって二次的な細菌感染を起こしている証拠です。頬の奥や眉間の圧迫痛、嫌なにおいを感じる場合は、自力での治癒を待つのではなく抗菌薬などを用いた医療介入が求められます。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。