ポーチの進化は、決して単発の偶然ではない。その背景には、ダイソーが長年培ってきたビューティーカテゴリー全体の地殻変動がある。かつて「UR GLAM(ユーアーグラム)」がコスメ界に巻き起こした衝撃は記憶に新しい。100円とは思えない高発色のアイシャドウパレットや極細アイブロウペンシルは、瞬く間にコスメアワードの常連へと上り詰めた。
自社で化粧品・コスメ雑貨を本格開発する過程で、それらを収める「器」に対する要求水準も必然的に跳ね上がった。細身のペンシルを複数本差し込める深さのポケットや、厚みのあるクッションファンデーションがすっぽり収まるマチ幅。中身を熟知している開発陣だからこそ作れる専用設計が、現在のポーチラインナップに余すところなく注ぎ込まれている。