気象庁が発表する視界情報の予測データによると、今回の飛来は西日本から北日本にかけての広範囲に影響を及ぼす見通しです。特に注意が必要な飛来のピーク時間は、低気圧が通過した直後の早朝から昼過ぎにかけて。上空の強い風に乗って飛散した砂粒子が地表近くまで下降し、各地で視認距離が10キロ未満、場合によっては5キロ未満まで悪化する恐れがあります。
九州や中国地方をはじめ、関心が高まる関西や関東でも時間の経過とともに濃度が高まる兆候が見られます。九州大学などが開発したSPRINTARS(大気エアロゾル予測モデル)の高度なシミュレーションでも、日本海側を中心に濃いエアロゾル層が停滞する挙動が捉えられました。ドライバーの方は高速道路での視界不良による速度規制や事故に厳重な警戒が求められます。