この巨大プロジェクトの陣頭指揮を執るのは、アニメーション制作の金字塔であるサンライズを傘下に抱くバンダイナムコフィルムワークスだ。かつて日本国内を中心に展開されていたコンテンツマーケティングは、いまや完全に世界同時展開へとシフトしている。
ローカライズの質を劇的に高め、世界各国の言語で同時に波及させる体制の構築。これは、長年にわたり培われてきたアニメ制作のノウハウと、巨大エンターテインメント企業の資金力が融合したからこそ可能となった一大事業である。国内外のクリエイターを集結させたハイブリッドな制作ラインは、日本のアニメ業界における新たな基準を打ち立てようとしている。