東明高校の制服は、愛知県内の専門メーカーで製作されている。その工程は驚くほど緻密だ。
生地選定から始まる。耐久性、通気性、色持ち、肌触り。数十種類のサンプルから最適な生地が選ばれる。採用されるのは、3年間の着用に耐える高品質な素材だけだ。
裁断は熟練職人の手で行われる。一着ごとに微調整が加えられ、体型に合わせた仕上がりが実現する。縫製工程では、補強ステッチが各所に施される。肘、膝、ポケット周辺。激しい部活動にも耐える堅牢性が追求されている。
サステナビリティへの取り組み
近年、環境配慮も重要なテーマになっている。2020年から、東明高校は制服リサイクルプログラムを開始した。卒業生から回収した制服を、経済的困難を抱える家庭に無償提供する仕組みだ。
これまでに約150着がリサイクルされた。クリーニング、補修、品質チェックを経て、新たな生徒たちに届けられている。このプログラムは地域からも高い評価を受け、他校への波及効果も生まれている。