スクリーン内外で幾度となく共鳴し、時代を象徴するアイコンとなった菅田将暉との関係性にも、独自の視点からスポットが当てられている。ふたりが共演作で見せてきたあの異次元の化学反応は、どのようにして培われたのか。互いの表現へのリスペクトと、妥協なきクリエイティビティがぶつかり合う瞬間が、当時の現場スタッフの証言とともに丹念に紐解かれていく。
単なるゴシップ的な興味本位ではなく、互いを刺激し合うアーティスト同士の対峙として描かれるエピソードは圧巻だ。お互いの表現活動がどのように深化し、現在の成熟したスタイルへと結実していったのか。ふたりの軌跡を同じタイムラインで振り返ることで、同時代を生きるクリエイターたちの熱気までもが生々しく伝わってくる。