かつてスター女優への王道ルートといえば、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)ヒロインへの抜擢だった。もちろんその影響力は健在だが、現在のブレイク導線はさらに多様化・複層化している。
Netflixをはじめとするグローバル配信プラットフォームで制作されるオリジナルドラマは、世界規模の認知度を一夜にしてもたらす強力なブースターとなった。また、民放各局の番組をカバーするTVerでの再生回数は、若年層への浸透度を測る最もリアルな指標として機能している。テレビ受像機にとらわれない視聴スタイルの浸透が、広告主にとって「いま本当に影響力がある女優」の定義を書き換えたのだ。