もち米が「お腹にたまる」と感じるのは気のせいではない。普通のお米に含まれるデンプンがアミロースとアミロペクチンの複合体であるのに対し、もち米のデンプンはほぼ100%が「アミロペクチン」で構成されている。この分子構造の差が、独特の粘りと腹持ちの良さを生み出す最大の秘密だ。
アミロペクチンは消化酵素の作用をじっくり受けるため、エネルギーが長時間持続しやすい。そのため、スポーツ前のエネルギー補給や忙しい現代人の朝食にも最適だ。さらに、ビタミンB群や亜鉛、食物繊維といった現代人に不足しがちな栄養素もバランスよく含まれており、単なる炭水化物という枠を超えた高い栄養価が評価されている。