「同人 誌 学生」というテーマは、家庭や学校でも話題になることが増えている。保護者の中には、子どもの活動を理解できず、不安を感じる人も少なくない。
「最初は『何にお金を使ってるんだ』と思いました。でも、実際に作品を見せてもらって、そのクオリティに驚きました。それに、友達と楽しそうに打ち合わせしている姿を見ると、否定できないなと。」
こう語るのは、高校2年生の息子を持つ父親(仮名:田中さん)だ。彼は、息子の活動を完全に認めたわけではないが、少なくとも「理解しよう」と努力している。
教育現場では、同人活動を「課外活動」の一つとして捉える動きも出てきている。美術の授業で同人誌の制作工程を教材として取り入れる学校や、文化祭で同人誌即売会を模したイベントを開催するケースもある。ただし、著作権の問題や、過度な商業主義への警戒感から、積極的に推奨する学校はまだ少数派だ。