スタジオ収録時、VTRを見つめるMC・内村光良の表情は、いつになく真剣そのものだった。普段は巧みなツッコミでスタジオを沸かせる内村が、思わず言葉を失い、身を乗り出して画面を凝視した瞬間があった。それほどまでに、今回のロケはタレントのフィジカルとメンタルの限界を試すものだった。
アスリートとしての卓越した身体能力を持つ武井壮だが、自然の脅威は個人の筋力や瞬発力だけでねじ伏せられるものではない。限界寸前まで追い詰められながらも、泥にまみれ、決して弱音を吐かずに前を睨みつける眼差し。そこにはタレントとしてのパフォーマンスを超えた、生身の人間の剥き出しの闘争心が宿っていた。