総合学科最大の強みは、既存の枠にとらわれない柔軟な履修システムにある。生徒は1年次の「産業社会と人間」などの授業を通じ、徹底的に自己分析と将来のキャリアデザインを行う。そして2年次以降、自らの興味関心や進路希望に応じて複数の「系列」から科目を選択し、オーダーメイドの時間割を組み立てていく。
設定されている系列は多岐にわたる。情報システム、国際理解、文化・芸術、生活・福祉、理数・科学など、学問の境界を越えた学びの選択肢が揃う。一律の教科書をこなすだけの従来型学習とは一線を画し、自発的に学びの計画を立てるプロセスそのものが、生徒の自立心を大きく育んでいる。