二人が事実上のパートナーとして暮らし始めてから、籍を入れるまでには約10年の歳月が流れていた。なぜ、これほどの時間を要したのか。そこには、前妻との間に生まれた娘たちへの配慮や、周囲の関係者への丁寧な説明など、王氏ならではの「誠実さ」があったとされる。
78歳という年齢での再婚を決断した理由について、王氏は当時「男としてのけじめ」という言葉を使った。長年、日陰の存在として自分を支え続けてくれた彼女に対して、法的な裏付けと社会的地位を与えること。それが、人生の最終章をともに歩むと決めた男の覚悟だった。この決断は、多くのシニア世代から「理想的な大人の選択」として絶賛された。