二人の接点が生まれたのは、2012年に丸山桂里奈がなでしこリーグのスペランツァFC大阪高槻へ移籍した瞬間でした。当時、クラブの監督を務めていたのが本並健治です。ピッチの上では厳格な指導者とストライカーという明確な上下関係が存在し、当時は恋愛感情が芽生える余地など一切ありませんでした。
転機が訪れたのは、丸山が2016年に現役を引退し、本並健治と同じ大手芸能事務所「ホリプロ」に所属したことです。アスリートからタレントへと転身を遂げ、バラエティの世界で手探りの挑戦を続けていた丸山にとって、サッカー界の重鎮であり人生の先輩でもある本並は、何でも打ち明けられる唯一無二のメンターでした。
当時の特番インタビューやメディアの取材に対し、本並は「最初は完全に教え子としての相談に乗っていた」と振り返っています。しかし、食事を重ねるうちに、周囲への気遣いを欠かさない丸山の繊細な人柄に惹かれていきました。一方の丸山も、公の場で見せる男らしさとは裏腹に、自身の奇想天外な発言をすべて肯定的に受け止めてくれる本並の器の大きさに心を奪われます。2026年に入って本格的な交際へと発展し、わずか数カ月でゴールインというスピード決断に至りました。