なぜ数ある種族の中で「イサマシ族」が突出して評価されるのか。その背景には、初代『妖怪ウォッチ』特有のダメージ計算式とサークルシステムの構造的力学が存在します。
本作の種族ボーナスは、隣り合う妖怪の種族が一致することで発動します。2体隣接で約1.15倍、3体隣接で約1.25倍のステータス補正がリアルタイムに付与されます。イサマシ族のボーナス対象は「ちから(物理攻撃力)」です。本作のクリティカルヒットは通常ダメージの約1.5倍〜2倍の威力を叩き出す仕様となっており、高ちから妖怪がクリティカル率上昇装備を持つことで、敵ボスのHPゲージを一瞬で削り取ることが可能になります。
さらに重要なのが、イサマシ族の主力妖怪が持つ「すばやさ」の高さです。特にブシニャンやすばやさ育成を施したくさなぎは行動待機時間が極めて短く、敵が1回行動する間に2回攻撃を繰り出すケースも珍しくありません。結果として「被弾する前に倒す」という、RPGにおける最も確実な安全確保が成立するため、検証勢の間でもイサマシ特化陣形が不動の結論として支持されています。