店頭で試しても白浮きする理由とは?ファンデーション色選びの新基準

店頭で試しても白浮きする理由とは?ファンデーション色選びの新基準

店頭で試しても白浮きする理由とは?ファンデーション色選びの新基準について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

コスメ売り場で最も選択肢を迷わせるのが、「標準色」という言葉の存在と、赤み寄り(ピンクオークル)・黄み寄り(ベージュオークル)の分類です。「標準色=日本人の平均」と信じ込んで選んだ結果、顔がくすんで見えたり、逆に「くすみを飛ばしたいから一段明るめ」を選んで失敗したりする事例が後を絶ちません。

各化粧品メーカーが設定する「標準色(多くのブランドで200番台やオークル02、サンドなどに相当)」は、あくまでブランドが想定する平均的な顧客層の中央値に過ぎず、個人の肌の明度やアンダートーンを保証するものではありません。特に近年は下地のトーンアップ性能が飛躍的に向上しているため、標準色であっても下地との組み合わせ次第で仕上がりが大きく左右されます。

ファンデーション選びで押さえておくべき色味の系統と特徴、適合する肌タイプの違いを整理したデータが以下の通りです。

色味カテゴリー配合ピグメントの特徴適している肌質・悩み失敗時のリスクと注意点ピンクオークル系赤み・ピンクの顔料を多く含み、血色感と華やかさを付与血色感がなく青白く見えやすい肌、黄ぐすみを補正したい肌元々赤みがある肌に塗ると顔全体が火照ったように赤黒く変色するオークル系(標準色)赤みと黄みのバランスが均等に調合されたニュートラル設計極端な赤みや黄みがなく、自然な素肌感を最優先したい肌トーンアップ下地と併用すると中途半端なグレー調に沈む場合があるベージュオークル系黄み寄りのイエローピグメントが多く、色ムラ消去力が高い頬や小鼻の赤みが気になる肌、日焼け肌、健康的なトーン黄みが強すぎると夕方に土気色(土色のような沈み)へ変化しやすい

コスメ研究に詳しい専門家らも指摘するように、大人の女性ほど肌悩みを隠そうとして無意識に「明るめの標準色以上」を選びがちです。しかし、色素沈着や毛穴の凹凸がある肌に高明度のファンデーションを重ねると、光が乱反射してかえって凹凸が際立ち、時間が経つにつれて皮脂と混ざって「グレーぐすみ」を引き起こします。トーン選びで迷った際は、ワントーン明るい色ではなく、素肌の明度に忠実な色を選び、ハイライトや下地で中央部だけに光を集めるのが現代の洗練されたベース作りの定石です。

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。