「お祭りの会場ですぐに食べたい」「屋台の風情を味わうためにどうしても丸かじりしたい」というシチュエーションもあります。丸かじりで最も避けたいのが、前歯に飴がガッチリくっつくトラブルや、歯の詰め物が破損する事故です。
りんご飴を安全かつスムーズに丸かじりするための最大のコツは、最初にかぶりつく場所の選定にあります。りんごの頭(棒が刺さっている側)は飴が厚く固まりやすいため、ここから噛むと歯に強烈な負荷がかかります。狙うべきは、飴が薄くコーティングされている「りんごのお尻側(下部のくぼみ周辺)」です。
また、前歯で噛みちぎろうとすると飴が歯に密着して粘りつきやすくなります。お尻側の飴が薄い部分に奥歯を当て、パキッと飴にヒビを入れるように力を加えるのが歯にくっつかない方法の真髄です。飴に亀裂が入るとそこから果汁が染み出し、唾液と混ざり合って飴の粘着性を瞬時に奪ってくれます。一口目をクリアした後は、飴と果肉を同時に奥歯で咀嚼していくことで、ストレスなく爽快なパリパリ食感を楽しめます。