初中級者の間で根強く信じられている「ネセト一式さえ作れば全てのクエストをクリアできる」という言説には、重大な落とし穴が存在します。
ネセト一式の本質は「ベーススキルのない純粋な増幅器」です。つまり、装着するお守り自体が貧弱である場合、ネセト一式はただの「スキルの少ない防御力高めの防具」に成り下がります。具体的には、防御力は爪護符込みで860前後まで到達するものの、素の属性耐性がすべて「-10」という致命的な弱点を抱えており、アルバトリオンや祖龍、超特殊許可クエストの属性大技に対して極めて脆いというリスクを背負っています。
一方で、シミュレーターを回して導き出されるキメラ装備は、防具自体の高水準な基礎スキル(例:S・ソルZの痛撃、ルーツの会心強化)を土台にするため、お守りの要求水準を下げつつ、ネセトでは物理的に到達不可能な合計スキルポイント(実質7スキル相当)を叩き出すことができます。「ネセトで妥協するか、キメラで限界を突破するか」の境界線を見極めることこそが、装備シミュレーターを使いこなす真の醍醐味です。
【プロの結論】プレイスタイル別・シミュレーター導入の判断基準
膨大な時間を要するモンハンXXにおいて、無用なリソース浪費を防ぐための客観的な判断基準を提示します。
【キメラシミュレーションに移行すべき人】
・G級★4解放済みで、超特殊許可クエストの単独制覇を目指しているハンター
・「痛撃5スロ3」または「連撃4スロ3」以上の第1線級お守りをすでに1個以上所持している
・タイムアタック(TA)動画のような理想的DPSを追求したい数値派
【ネセト一式の運用にとどめるべき人】
・複数武器種(大剣、太刀、弓、ライトボウガン等)を気分で幅広く使い分けたいエンジョイ派
・お守りブラキの周回作業(炭鉱夫生活)に長時間を割くことが苦痛に感じるプレイヤー
・防具作成に必要なレア素材(獰猛化濃縮エキスや各種宝玉)の収集時間を最小限に抑えたい層