プロ野球を観戦する上で、天候による開催可否は観戦計画を左右する極めて重大な要素です。開催球場が東京ドームか、それとも天然芝・屋外球場であるMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)かによって、中止判断のロジックは根本から異なります。
東京ドーム開催の場合は全天候型ドーム球場のため、台風による交通機関の計画運休等が発生しない限り、降雨による試合中止は原則としてありません。遠征組のファンにとっても予定が狂いにくい安心感があります。
一方、マツダスタジアム開催の場合、グラウンドの水はけ性能は国内トップクラスであるものの、激しい降雨や雷雲の接近に対しては慎重な協議が行われます。雨天中止の判断フローは以下の通りです。
- 事前判断(試合開始3時間前まで):気象庁の降水レーダー予測に基づき、グラウンドキーパーと球団運営責任者が協議。明らかな暴風雨の場合は、遠方からの観客の来場リスクを考慮して早めの公式発表が行われます。
- 開門後の判断(試合開始直前):審判団、両軍監督、主催球団責任者がベンチ前で協議。小雨であれば試合を強行しますが、投手陣の足元がぬかるみ負傷リスクが高まる場合、試合開始直前でも中止が告げられます。
- ノーゲームとコールドゲームの基準:試合開始後、5回裏終了(降雨コールドゲーム成立要件)以前に試合が続行不能となった場合は「ノーゲーム」となり、公式記録はすべて無効、チケットは全額払い戻しとなります。
中止の公式情報は、NPB公式サイトおよび球団公式X(旧Twitter)にて秒単位で発信されるため、現地観戦を予定しているファンは開門前からリロードを欠かさず確認してください。