開業後2年が経過した現在、SNSや大手掲示板、地域住民のリアルなコミュニティでは、箕面延伸のネットの反応が賛否両論の形で鮮明に二極化しています。
箕面萱野駅および箕面船場阪大前駅の周辺住民からは、生活利便性の向上を絶賛する北大阪急行の評判が目立ちます。 「以前は朝の雨の日に千里中央行きのバスが渋滞で全く動かず、新御堂筋の渋滞に胃を痛めていたが、地下鉄直通になってから遅刻の恐怖から完全に解放された」 「終電が大幅に繰り下げられ、梅田で深夜まで仕事をしても24時過ぎの電車で座って自宅最寄りまで帰れるのは奇跡のよう」といった声は、かつて鉄道空白地帯に近かったエリア住民の本音でしょう。
一方、ネット上で不満の声を上げ続けているのは、既存の沿線住民、とりわけ千里中央や桃山台の住民たちです。 「千里中央に住んでいる意味の半分は『座って通勤できること』だったのに、それが失われて朝から強いストレスを感じる」 「緑地公園駅から乗ろうとすると、すでに車内がパンパンで押し込まれなければ乗れない日がある。運賃が高いのだからもっと増便してほしい」といった批判的な投稿が散見されます。
さらに、地域住民の手記や地元自治会での取材を通じて明らかになったのが、バス路線再編による影響です。新駅開業に伴い、阪急バスの路線網が大幅に再編され、千里中央直行だったバスが箕面萱野駅止まりへと変更されました。これにより、阪急宝塚線方面や北摂山間部から千里中央へ通っていた高校生や高齢者が「乗り換え回数が増えてかえって不便になった」という動線の分断も現場のリアルな歪みとして存在しています。