溶連菌は大人もうつる?確率や熱なし喉の激痛・出勤停止の目安を解説

溶連菌は大人もうつる?確率や熱なし喉の激痛・出勤停止の目安を解説

溶連菌は大人もうつる?確率や熱なし喉の激痛・出勤停止の目安を解説についての真相を徹底解説します。

「溶連菌かもしれない」と感じた場合、大人は耳鼻咽喉科または一般内科を受診してください。喉の奥を詳細に観察し、直接菌を採取する処置に慣れている耳鼻咽喉科は特におすすめです。

診察室では、綿棒で喉の粘膜をぬぐう「溶連菌迅速抗原検査」が行われます。検査結果は約10〜15分程度で判明し、陽性であれば確定診断が下ります。受診時には「同居する子供が溶連菌と診断されている」旨を医師に伝えると、診断と検査が極めてスムーズに進みます。

溶連菌はウイルスではなく「細菌」であるため、治療の主軸は抗生物質(主にアモキシシリンなどのペニシリン系抗菌薬)の内服です。ペニシリンアレルギーがある場合はセフェム系やマクロライド系などが選択されます。

ここで極めて重要なのが、「症状が消えても処方された抗生物質は絶対に途中でやめず、医師の指示通り最後まで飲み切る(完服する)」という鉄則です。通常、ペニシリン系では10日間(薬剤の種類によっては5〜7日間)の継続内服が指示されます。服薬を開始すると24〜48時間で喉の痛みや熱は劇的に治まりますが、体内にはまだ菌が潜んでいます。自己判断で中断すると、菌が再増殖するだけでなく、以下の重篤な続発症(合併症)を引き起こすリスクが高まります。

  • 急性糸球体腎炎:感染後1〜3週間ほど経過してから発症し、血尿、蛋白尿、むくみ、高血圧を引き起こす腎疾患。
  • リウマチ熱:心臓の弁膜や関節、中枢神経に炎症を起こし、将来的な心臓弁膜症の原因となる疾患。
  • 劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS):極めて稀ではあるものの、細菌が血流や深部組織に侵入し、急速にショックや多臓器不全を招く重篤な感染症。

「痛みが取れた=治った」ではありません。合併症を予防し菌を完全に除菌し切るまで、薬を飲み切ることが必須です。

清水 千尋
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清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。