SNSや知恵袋等のコミュニティで最も頻出する失敗が、「出先で歩いているうちに結び目が緩んで垂れ下がる」「コートと干渉して首が詰まり、太って見える」という2大トラブルです。
大手アパレルメーカーのスタイリング検証データによると、「マフラーが崩れる原因の8割以上は、最初の1周目の締め付け不足、または滑りやすい化学繊維素材の摩擦不足」に起因しています。シルク混や薄手のアクリルマフラーの場合、摩擦係数が低いためワンループ巻きでは簡単にすり抜けてしまいます。こうした素材には、結び目の中で布同士が噛み合う「ミラノ巻き」や「固結びベースのポット巻き」を採用するのが鉄則です。
また、着膨れを防ぐ黄金比は「アウターのボリュームとマフラーのボリュームを反比例させる」ことです。ダウンジャケットのように上半身に厚みがあるアウターには、薄手〜中肉マフラーをタイトに巻く(ワンループ等)。逆に、すっきりとしたウールコートには大判マフラーで首元にポイントを作ることで、視覚的な重心バランスが整い、スタイルアップが叶います。