クラシックとモダンの対話が生み出す美学。伝統を背負う資生堂パーラーでは、長年受け継がれてきた黄金比率のチョコレートパフェが、時代に合わせたマイナーチェンジを重ねながら圧倒的な存在感を放つ。滑らかなビターチョコレートアイスと自家製クリームの調和は、まさに王道の極みと言える。
一方で、ショコラティエの情熱をそのまま形にしたピエール・マルコリーニの佇まいは対照的だ。ベルギー王室御用達の誇りを胸に、カカオ豆の選定から自ら手がけるBean to Barの哲学をパフェへ贅沢に注入。ビター感のきいたソルベとガナッシュが奏でる重厚なハーモニーは、一口ごとに深い余韻を残す。