トラックや旧車カスタムなどで知られる「ヤンキーホーン」や「ビッグホーン」などのエアーホーンは、電磁ホーンとは比較にならないほどの爆音を放ちます。しかし、これらを一般の乗用車に装着して公道を走る行為は、ほぼ確実に保安基準不適合となります。
エアーホーンが違法とされる主な理由は以下の3点です。
- 規定値(112dB)を大幅に超過する極端な音圧:多くのコンプレッサー式エアーホーンは7m地点でも115〜120dB以上の爆音を記録し、聴覚障害を引き起こすレベルに達します。
- 音色の連続性と一定性:保安基準では「音が自動的に変化するもの(メロディホーン、パラリラ音響など)」や「余韻が長く引くもの」を明確に禁止しています。
- 即時鳴動性の欠如:コンプレッサーで圧縮空気を送るタイムラグにより、危険防止のために即座に鳴らない構造は保安基準に抵触します。
「イベント専用」として切り替えスイッチを付けたとしても、運転席から手動で違法ホーンを鳴らせる状態になっているだけで車検は通りません。公道を走る車両である以上、完全な車検対応モデルを選ぶことが鉄則です。