基本として肩幅のヌード寸法を測る際は、家族や友人に手伝ってもらい、背中側からメジャーを当ててもらうのが最も確実です。しかし、周囲に頼める人がいない一人暮らしの環境でも、身近な道具と簡単な手順を使うことで極めて正確に計測できます。
ステップ1:骨の基準位置「肩先点(けんぽうてん)」を特定する
正確な測定を行うための絶対条件が、肩先点の見つけ方を熟知することです。腕を横に少し上下させたとき、肩の端のあたりで骨が動く感触があるはずです。肩甲骨の突起(肩峰骨)の最外側にある、コリッとした骨の端が「肩先点」になります。左右両方のこのポイントを結ぶラインが、肩幅の基準線です。
ステップ2:壁とマスキングテープを使った一人計測の裏ワザ
WikiHowなどの実用ノウハウでも推奨されているのが、壁面を活用した計測アプローチです。一人でメジャーを背中に回すと、どうしても腕を動かすことで肩甲骨が外側に開き、数値が2〜3cm狂ってしまいます。以下の手順を踏むことで、直立姿勢を保ったまま一人で正確な数値を割り出せます。
1. 薄手のインナーを着用し、マスキングテープ(または付箋)を2枚用意します。
2. 左右の肩先点に、目印としてマスキングテープを小さく貼ります。
3. 平らな壁に背中をぴったりとつけ、自然な直立姿勢(顎を引き、リラックスした状態)をとります。
4. 壁に触れている左右の肩先点の位置に合わせて、壁側に鉛筆やテープで印をつけます。
5. 壁から離れ、壁につけた2つの印の間の直線距離をメジャーで計測します。
この計測値に、背中の中心にある首の付け根の骨(第7頸椎棘突起:首を前に倒したときに一番出っ張る骨)を経由するカーブ分として約1.5〜2.0cmを加算すると、他人に測ってもらった際の実測ヌード寸法とほぼ完全な一致を見せます。メジャーでの正確な計測手順を再現できるこの方法は、一人暮らしの服選びにおける強力な武器となります。