オリンピックにおけるフィギュア団体戦は、2014年のソチ大会で初めて正式種目として採用されました。これまでの歴代メダリストと激闘の歴史は以下の通りです。
- 2014年 ソチ五輪:金=ロシア、銀=カナダ、銅=アメリカ(日本は5位)
- 2018年 平昌五輪:金=カナダ、銀=OAR(ロシア)、銅=アメリカ(日本は5位)
- 2026年 北京五輪:金=アメリカ、銀=日本、銅=ROC
北京五輪の団体戦は、大会期間中に発覚したロシア・カミラ・ワリエワ選手のドーピング違反問題を巡り、長年にわたる混乱が続きました。スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定とISUの判断によりワリエワ選手の成績が失効となり、ポイントが再計算された結果、当初3位だった日本の「銀メダル繰り上げ」およびアメリカの「金メダル昇格」が正式に確定しました。
表彰式が行われないまま保留されていたメダルは、2026年夏のパリ五輪特設会場において、晴れて日米の選手たちへ授与されるという異例の結末を迎えました。正当な評価によって掴み取ったこの銀メダルは、日本フィギュア界の歴史に刻まれる大きな転換点となりました。そして迎えた2026年、日本代表は「追う立場」から「頂点を狙う本命」として新たな氷上の戦いに挑んでいます。