高額とは言い切れない報酬体系の一方で、2軍監督役割と仕事内容は想像以上に過酷を極めます。1軍監督が「目先の1勝」を至上命題とするのに対し、2軍監督は「チームの勝利」と「個の育成」という相反するテーマを同時に追求しなければなりません。
朝一番のミーティングから始まり、個々の選手の打撃練習や守備練習の巡回、炎天下でのファーム公式戦の采配、試合後の居残り特打の視察まで、拘束時間は1軍監督以上に長くなる日も珍しくありません。遠征の際も新幹線や飛行機のグリーン車ではなく、長距離バス移動が主体となる地域もあり、体力的な負担は極めて重いのが実情です。
さらに、1軍首脳陣からの「即戦力投手を1名推薦してほしい」「主力野手が不調のため入れ替えたい」という急な要求に対し、常に選手のコンディションを見極めて推薦するマネジメント能力が求められます。