転売ヤーとの攻防において、事務所側もテクノロジーを駆使した抜本的な対策を推進してきました。その筆頭が「高精度な顔認証システム」と「デジタルチケット(QRコード発券)」の全面導入です。
入場ゲートでは、事前に登録した顔写真データと来場者の顔を瞬時に照合するシステムが稼働し、他人の名義を使った「なりすまし入場」を物理的に遮断します。また、座席番号が入場直前まで分からない仕様にすることで、事前に「良席」を確約して高値で売買する手口を封じ込めました。
さらに、複数のファンクラブ名義を不正に作成して応募する「名義貸し・名義売買」に対しても監視網が強化されています。重複する住所・IPアドレス・決済情報の機械学習によるスクリーニングが行われており、不正が検知された名義は即座に無効化(ブラックリスト入り)される運用が徹底されています。