顔が黒くなる原因は、皮膚そのもののトラブルだけにとどまらない。副腎皮質機能低下症、通称「アジソン病」と呼ばれる指定難病がある。副腎ホルモンの分泌が低下することで、脳から副腎を刺激するホルモンが過剰に分泌される。この刺激ホルモンがメラノサイトをも活性化させてしまい、全身、特に顔や手のひらのシワ、口の中の粘膜などが黒ずんでいく。
また、肝臓や腎臓の機能が著しく低下した際にも、体内に老廃物が蓄積し、顔色が土褐色や黒ずんだ色に変化することがある。「最近、なんだか顔全体が黒ずんできた」という変化は、内臓が限界を迎えているという体からの悲鳴かもしれないのだ。