Q1:自分が「利己的な人」になっていないかセルフチェックする方法はありますか?
A1:直近の行動を振り返り、「他人に頼み事をした回数」と「他人のために時間や労力を使った回数」のバランスを確認してください。また、ミスが起きた際に「無意識に環境や他人のせいにしていなかったか」、相手の都合を無視して自分のスケジュールを強要していなかったかを客観的に見つめ直すことが有効な判断基準になります。
Q2:利己的な性格の人を周りの働きかけで改心させることはできますか?
A2:大人の利己的なパーソナリティを他者が根本から変えることは極めて困難です。性格そのものを変えようとエネルギーを注ぐのではなく、「利己的な行動を取ると損をする仕組み(ログの徹底、評価制度の厳格化)」を構築し、行動だけをコントロールする現実的なアプローチが推奨されます。
Q3:「利他的」に振る舞いすぎると、利己的な人に利用されて損をしませんか?
A3:組織心理学の研究において、最もパフォーマンスが低いのは「無防備に誰にでも尽くす利他主義者」である一方、最も高い成果を出すのは「防衛的な知恵を持った利他主義者」であることが分かっています。相手がテイカー(搾取者)であると見抜いた場合は利他的な対応を打ち切り、フェアなギブ&テイクができる相手にのみ時間とリソースを割く姿勢が重要です。