日が落ちると、新町は昼間とは異なる表情を見せる。ネオンが眩しいミナミの繁華街とは対照的に、街灯が柔らかく路地を照らす落ち着いた雰囲気が漂う。
ここで近年勢いを増しているのが、カウンター数席のみで営業する隠れ家的なナチュラルワインバーや、ジャンルレスな小皿料理を提供するナチュラルガストロノミーだ。大人が静かに酒と会話を嗜むための空間が充実しており、接待や大騒ぎのための宴会ではなく、個人の時間を大切にする人々が集う。派手な看板は出さず、口コミとSNSだけで人が集まるプライベート感も、この街の夜の魅力を高めている。