1970年、永井豪原作の『ハレンチ学園』の実写化でスクリーンデビューを果たした時の衝撃は、今も語り草だ。当時、彼女が放った健康的でありながらも強烈なエロティシズムは、PTAからの猛反発を招くほどの社会現象となった。しかし、本人は当時の狂騒曲を冷めた目で見ていたわけではない。むしろ、与えられた役柄に全力でぶつかり、自らの表現を模索していた時代だったと振り返る。
あれから50年以上が経過した。かつてのバッシングや熱狂を通り抜け、彼女は「あの頃があったからこそ、今の自分がある」と微笑む。過去を否定するのではなく、愛おしく抱きしめながら次のステップへ進む。その姿勢こそが、彼女の佇まいをより魅力的に見せているのだろう。