2004年に宝塚歌劇団90期生として入団した香綾しずる。同期には元宙組トップスターの朝夏まなと、元雪組トップ娘役の愛原実花、花組で男役スターとして活躍した瀬戸かずやらが名を連ねる精鋭揃いの代です。
入団当初から特筆すべきは、劇団内でも屈指と称えられた類いまれな歌唱力とリズム感でした。新人公演時代から頭角を現し、2008年の『君を愛してる-Je t'aime-』新人公演では見事に初主演(本役:水夏希)を果たします。端正な容姿に甘んじることなく、シリアスな重低音ボイスからコミカルなナンバーまで自在に操る歌唱技術は、雪組の舞台における大きな武器となりました。