エンターテインメント業界においても、格闘技による身体の変容は魅力的なドキュメンタリーとして描かれてきた。映画『百円の恋』では、自堕落な生活を送っていた主人公がボクシングと出会い、過酷なトレーニングを経て心身ともに鋭利に研ぎ澄まされていく圧巻のプロセスが描かれ、多くの観客の胸を打った。
現代においては、そのリアルな変化がYouTubeやABEMAといった動画プラットフォームを通じて日常的に発信されている。インフルエンサーや一般のチャレンジャーが、数ヶ月にわたるトレーニングの軌跡を隠さず公開する企画が空前の再生数を記録。誤魔化しのきかない動画コンテンツによって、「正しいフォームでパンチとキックを打ち込めば、人はここまで変われる」という事実が実証され続けているのだ。