「出張先のビジネスホテルで本格的な温泉に入りたい」というビジネスパーソンの欲望が、現実のものとなっている。近年開業した都市型ホテルでは、郊外の名湯から毎日温泉水を陸送する「運び湯」や、自家源泉の掘削を強みに据える施設が目立つ。
さらに注目を集めているのが、人工の高濃度炭酸泉や微細気泡が身体を包むシルキーバスの導入だ。炭酸ガスが皮膚から吸収されることで血流が飛躍的に促進され、短時間の入浴でも深部体温がしっかり温まる。出張の疲れを翌朝に持ち越さない「機能性温浴」は、忙しい現代人の心を掴んで離さない。