この戦いを語る上で欠かせないのが、視聴インフラの劇的な進化だ。地上波の生放送に加え、TVerやABEMAによるリアルタイム配信が完全に定着したことで、視聴者の参加ハードルは劇的に下がった。日本全国のファンがスマートフォンを片手に全ネタをリアルタイムで吟味し、即座に3組を選んで投票ボタンを押すシステムが機能した。
SNS上では各組のネタ終了直後から「#敗者復活戦」がトレンドを独占。誰がウケていたか、誰が屋外の空気を制したかの議論が秒単位で飛び交った。テレビとネットのハイブリッドな視聴体験は、単なるテレビ番組の枠を超え、日本のエンターテインメント産業における一大デジタルイベントとしての地位を確固たるものにした。