大手高校受験模試(駿台、神奈川全県模試、Wもぎなど)が公表した2026年度最新データによると、日本大学高等学校の偏差値は65〜66(神奈川県内私立高校上位5%以内)の水準に位置しています。中央大学附属横浜や法政大学第二などのMARCH系列付属校に次ぐ難関グループを形成しており、単なる「日大の付属」という枠組みを超えた学力層が集まるのが実態です。
日大日吉の最大の特徴は、入学時から「日大日吉特別進学コース(特進)」と「日大日吉総合進学コース(総進)」の2コース制を採用している点にあります。この2つのコース間には、偏差値上の数値以上の「学習負荷と出口戦略の格差」が存在します。
特進コースは、東京大学をはじめとする難関国公立大学や早慶上理、GMARCHへの一般選抜合格を最初から目標に掲げたカリキュラムが組まれています。そのため、授業進度は非常に速く、長期休暇中の講習や早朝・放課後テストが日常的に課されます。対して総合進学コースは、部活動と学業を高度に両立させながら、日本大学への進学権利を保持しつつ多様な進路を模索する設計です。
一般入試における日大日吉合格最低点の推移を見ると、例年総得点(300点満点)の6割〜6割5分程度が当落線となっています。しかし、特進コースのスライド合格や難関公立高校の併願組が多数流入するオープン日程では、英語・数学の難問処理力で差がつきやすく、7割近い得点が安全圏のボーダーラインとなっています。