札幌の夏を語る上で外せないのが、北海道新聞社などが手掛ける伝統の「道新・UHB花火大会」だ。札幌市の中心部を流れる川面を鮮やかに染め上げるその光景は、半世紀以上にわたって道民に愛され続けてきた。都市のビル群をバックに大輪の花が咲き乱れるコントラストは、この街ならではの絶景といえる。
もちろん、札幌の夜空を彩る舞台は一つではない。初夏を告げる「真駒内花火大会」の圧倒的な打ち上げ発数、そして秋口にアートと花火が完璧にシンクロする「モエレ沼芸術花火」と、それぞれに異なる魅力と熱狂が存在する。競い合うように進化を続けるプログラムの数々が、道内屈指のエンターテインメント空間を創り出している。