同校の教育基盤には、高野山真言宗の仏教精神が深く根付いている。前学園長の平岡英信氏が唱えた「徳・健・財」を兼ね備えた人物の育成という理念は、毎朝の拝礼や規律ある日常の中に活かされている。制服の着こなしに関しても、単なるファッションではなく「心を整えるための手段」として捉えられているのが特徴だ。
特に象徴的なのが、頭髪に関する独自の校則、通称「清風カット」である。耳にかからない短髪、前髪の長さ、もみあげの位置まで事細かに定められた基準は、毎月の頭髪検査で厳しくチェックされる。制服を正しく着用し、頭髪を整える姿勢は、外見の美しさ以上に内面の自律を促すための伝統的な教育システムと言える。