福岡市ダム貯水率リアルタイム最新情報!給水制限はいつ始まる?に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
福岡市の水道水は、市内を流れる那珂川・多々良川水系などの自己水源だけでなく、市外の「筑後川水系」から全体の約3分の1という膨大な水を受水しています。水源状況を正確に把握するためには、市内ダムと筑後川水系ダムの両面を俯瞰して比較検証することが不可欠です。
主要水源名詳細・数値データ(貯水率/役割)平年基準との差異編集部の見解・評価江川ダム(筑後川水系)有効貯水量約2,400万m³。
江川ダム貯水率現在は約70〜80%台で推移。平年比 -5%〜+3%程度
(極めて安定した推移)福岡都市圏導水の要。上流部の降雨が堅調に保たれており、当面の供給リスクは極小。寺内ダム(筑後川水系)寺内ダムのリアルタイム水位は管理基準水域内。
貯水率は70%前後。平年比 約 -8%
(一時的な少雨傾向)流域面積が広く降雨後の回復が速い特性を持つ。協議会監視下にあるが即時制限レベルではない。五ケ山ダム(那珂川水系)総貯水量約4,020万m³を誇る福岡県内最大のダム。
五ケ山ダム貯水量推移は高水準。平年比 +2%〜+7%
(極めて潤沢)2018年竣工の巨大貯水池。那珂川水系のバッファーとして機能し、都市全体の渇水耐性を底上げ。南畑ダム(那珂川水系)南畑ダム貯水率最新データは約65〜75%前後。
五ケ山ダムの下流に位置。平年比 ほぼ同等(±0%)上流の五ケ山ダムとの連携運用により、水位の乱高下が最小限に抑制されている。海水淡水化施設(まみずピア)日量最大50,000m³(市給水量の約1割)の真水を生成可能なバックアップ設備。天候非依存型インフラ降雨に全く左右されない「最後の砦」。渇水進行時にはフル稼働で市内ダムの消費を抑止。
上表の通り、筑後川水系の貯水状況および市内主要水系の数値はいずれも警戒域から遠く、数値の急落は見られません。特に五ケ山ダムの完成以降、自己水源のストック容量が飛躍的に拡大したため、過去の渇水時と同じ降水不足に見舞われたとしても、耐久期間は劇的に伸長しています。